メッセージ・イン・ア・ボトル

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脚本、音楽、映像、どれをとっても美しい秀作

1999年製作  アメリカ  131分

監督

ルイス・マンドーキ

 

キャスト

ケビン・コスナー  ロビン・ライト・ペン  ポール・ニューマン  ジョン・サヴェージ   ロビー・コルトレーン

 

撮影ロケーション・情景

新聞社 シカゴ マサチューセッツ 海岸 ノースカロライナ 帆船

 

 

メッセージ・イン・ア・ボトルのあらすじ

 

シカゴの新聞社で熱心な記者として働くテリーサ(ロビン・ライト・ペン)は離婚し息子ジェイソンと二人暮らし。そんなある日休みを取ったテリーサはマサチューセッツのケープコッドで休暇を楽しんでいた。

テリーサが海岸を散歩していると砂浜に埋もれた瓶を見つける。瓶のコルクを抜き中を覗くと、そこには細長く巻かれた手紙が入っていた。“愛するキャサリン”と題された手紙を読んでいくと、ある男性がキャサリンという女性への想いを綴る手紙で、文脈から察するところキャサリンという女性は既に亡くなっている事が窺えた。

 

 

休暇を終えてシカゴに戻るテリーサだったが、帰えりの飛行機の中でもその手紙を書いた主のことが気になって仕方がない。手紙を書いた人物の誠実さに心を打たれたテリーサは新聞社に戻ると仲間の記者たちにその手紙を読んで聞かせた。テリーサの上司であるコラムニストのチャーリー(ロビー・コルトレーン)はその記事をテリーサに内緒でコラムに載せたがプライベートな手紙を新聞に載せた事は倫理に反するとしチャーリーに抗議した。

しかしその記事への世間からの反響は大きく読者からのたくさんの投書が届いた。投書の中身は賛否あったが、その中に同じような手紙を拾ったという読者からの投書があり、その手紙が同封されていた。それによりテリーサは2通の手紙を手にすることになる。

謎めいた手紙にいても経ってもいられないテリーサは手紙の主に会ってみようと決め、あちらこちらにコネを使い、手紙を書いた主の手掛かりを探そうとする。そこにある情報が入り瓶に使われていたコルクの濡れ具合からして海に浸かっていたのは2年ぐらいであるという事が分かった。更に便箋に印字されている帆船のロゴや使われたタイプライターの機種などの情報を集め、手紙を書いた主がギャレット・ブレイクという男でノースカロライナ州アウターバンクス“フォスターレイン18番地”に住んでいる事を突き止める。テリーサは早速アウターバンクスへと向かった。

 

 

アウターバンクスについたテリーサはギャレットの家を訪れる。そこには老いた彼の父ドッジ(ポール・ニューマン)がいて、ギャレットは近くの港にいる事を教えた。港に行ってみると帆船を修理するギャレットがいた。二言三言会話を交わす二人だったがギャレットがテリーサに「船に乗ってみるか」と誘った。それから二人は次第に心を通い合わせていくがテリーサは瓶の手紙の事に結局触れらないまま、親密な関係を持ち始めていく。

 

 

 

メッセージ・イン・ア・ボトルのレビュー・感想

 

手紙の主にいくら興味があったとはいえ、のっけから素性の解らない男と一緒の船に乗るという危険な行為は、普通あり得ないし、少し不自然な感じがします。

それとテリーサが手紙を拾ったいきさつをもっと早くギャレットに告げるべきと感じる所はありますが、“真相明かし”を少しずらす方が物語としてはドラマチックになるので仕方ないのでしょう。

最後の嵐のシーンはギャレットが心を開くようになりテリーサとの人生を歩もうとしていた矢先の事だけに悲しすぎます。テリーサもさることながらギャレットを支え続けてきた父ドッジも、さぞかし無念だったろうと思う。

この映画は大半、テリーサとギャレットの恋愛を描いていますが、もう一つの側面に父と子の絆がテーマに描かれていますね。この二人の関係が実にいい。ギャレットがシカゴに行く時、最寄りのバス停まで父ドッジが車で送るシーンがあるのですが、緊張している息子を父がからかう場面は凄く洒落ていて、アメリカっぽいなぁって思います。

総評として派手さはひとつもないですが脚本、音楽、映像、どれもが美しいと素直に感じる映画です。

 

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