ランダム・ハーツ

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純粋でピュアな大人の恋愛映画

1999年製作  アメリカ  133分

監督

シドニー・ポラック

 

キャスト

ハリソン・フォード  クリスティン・スコット・トーマス  チャールズ・S・ダットン  ボニー・ハント  デニス・ヘイスバート  シドニー・ポラック  リチャード・ジェンキンス   ディラン・ベイカー  ポール・ギルフォイル  ピーター・コヨーテ  スザンナ・トンプソン  ビル・コッブス  ケイト・マーラ

 

撮影ロケーション・情景

ワシントンD.C. ワシントン郊外  アメリカンポリス  アメリカの葬儀  空港  航空機事故 選挙活動  アメリカの葬儀  マイアミ  チェサピーク湾  Lincoln

 

ランダム・ハーツのあらすじ

 

ワシントン郊外に暮らすダッチ・ヴァン・デン・ブロック(ハリソン・フォード )はワシントン市警の巡査部長で妻ペイトン(スザンナ・トンプソン)と平凡でありながらも幸せな生活を送っていた。週末のある金曜日ダッチはその晩、ペイトンと食事をしようと約束し仕事に向かう。ダッチは仕事の合間に電気店に寄り天気予報付のラジオを買った。ペイトンの父へのプレゼントである。

 

 

するとその電気店に陳列してあるテレビからマイアミ行きのサザン航空437便の墜落事故のニュースが流れた。その事をさほど気にも留めなかったダッチはそのまま職場へと向かう。職場に着き現場に向おうとするとペイトンから食事のキャンセルの電話が入った事を同僚から聞かされた。妻の帰りが遅くなると察したダッチはまっすぐ家に帰らず、行きつけの店で一杯やっていた。するとそこでもサザン航空の墜落事故のニュースが流れていた。ダッチは家に電話し妻からのメッセージが入っていないか確かめると、そこにはマイアミでのカタログ撮影でトラブルになり、急遽マイアミに行かなければならなくなったというペイトンからのメッセージが入っていた。妻の身を案じたダッチは航空会社に連絡をし、墜落機にペイトンが搭乗していたか否かを確認するが、その便にペイトンの名前は見当たらないと告げられるとダッチは「きっと別の便に乗ったんだろう」とホッとして胸をなでおろした。

 

 

しかし他のマイアミ行きの便のスケジュールを聞くとどれもペイトンが出かけた時間とはつじつまの合わない時間帯だったため、不審に思ったダッチは妻の職場へと向かい上司に状況を確認した。するとカタログ撮影はシーズンオフのため現在行われておらず、ペイトンのマイアミ行きは社の出張ではないと知らされた。

ペイトンが帰らぬまま数日が経った。するとダッチのところへ墜落したサザン航空の職員が訪ねてきた。職員は改めてペイトン・ヴァン・デン・ブロックという人の搭乗記録はなかったと告げるが、ダッチは職場に嘘をついてまで出かけた事に妻の不貞を感じ始めていた。ダッチは職員に乗客名簿の提示を求めた。規則で見せられないと一度断られるが執拗に迫るダッチに職員は根負けし搭乗者名簿を手渡すと現場で妻の遺体の確認をするようダッチに求めた。

 

 

一方、ダッチ同様に遺体の身元確認を促された人物がいた。墜落した航空機に搭乗していたカレン・チャンドラー(ピーター・コヨーテ)の妻ケイ・チャンドラー(クリスティン・スコット・トーマス)である。ケイは下院議員で次期選挙に向けて再選活動中であり多忙な日々を送っていた。ケイはサザン航空の職員に対し、夫はマイアミなど行かずニューヨークに出張に出かけていると事実を否定するが、搭乗者名簿で夫カレンの名前が確認されたと告げられると素直に遺体確認に応じた。遺体の安置所となる海軍基地には納体袋に収められた遺体が所狭しと並ぶ。モニター越しに遺体を確認するダッチとケイ。

ダッチはそれから墜落事故犠牲者リストをもとに妻の隣りの席に座っていたカレン・チャンドラーの存在を知り、ペイトンとの関係を解明しようとカレンの妻ケイを訪ねた。

 

 

 

ランダム・ハーツのレビュー・感想

 

この作品の主人公がハリソン・フォード。彼が生まれたのが1942年で1999年の映画だから撮影当時彼は57歳。還暦直前の歳で純粋な男の恋心を演じきれるのはハリソンくらいではないでしょうか。特にあの目力というか、眼光の鋭さというか、物凄い純粋さを感じてしまいます。

ちなみに同世代の俳優さんにロバート・デ・ニーロやマイケル・ダグラスがいるけれど、大人の恋、純粋な恋愛を演じさせたらハリソンはぴったりとハマりますね。僕はこの3人を良く比較してしまうんですが、同じ刑事役をやるにしてもロバート・デ・ニーロとハリソン・フォードでは全くタイプが違って映るし、マイケル・ダグラスは刑事役というよりビジネスマンや投資家みたいな役の方が似合うし、とにかく青年ぽさ、純粋さという点ならハリソンが群を抜いていますね。でも、それぞれ違う個性があるからこそ俳優さんという職業が成り立っているのでしょうが。

まあ、俳優同士の比較なんて、一流ギタリストを比較してどっちが上手い下手くそかなんて言っている次元と一緒で、あまり意味ありませんが。・・スミマセン(笑)

作品での感想ですが、不倫をテーマにした作品はたくさんあるけれど、同じ航空機に偽名を使って搭乗し事故に遭って不倫がばれるという設定は意外にありそうでなかったと思うし、逆にそれが妙に現実めいていて物語の展開としては面白かったです。クリスティン・スコット・トーマスも20年も前だから色気もあるし魅力的ですね。

ただ普通に考えて不倫していた妻や夫の配偶者同士が恋愛関係に発展するというのはちょっと考えにくいですが、堅物同志の二人だからこそ、その意外性のある展開にこのストーリーとしての面白さがあるのでしょう。

それと、ダッチの職業が警察官という設定のためか、暴力シーンや銃撃戦のようなシーンがいくつかでてきますが、あれらのシーンは退屈さを感じさせるのでカットしてもよかったのではないかと思います。この物語に銃や暴力は似合いませんね。

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